師走歌舞伎の贅沢

十二月大歌舞伎へ
ご招待を戴き、いそいそと。

玉三郎さんは、一昨年近美の樂茶碗展の際、
先代の樂吉左衛門氏と対談され
おふたり揃って「もう、充分やったからそろそろいいかな」とおっしゃっていたことが寂しく印象的でした。
程なく、樂さんは吉左衛門をご子息に譲られ、
まさか玉三郎さんも?と、心配しておりましたが
いまも変わらず優雅なお姿を魅せて下さり、
ほっと致します。
奇跡のような美しさ、たおやかさ。
密かに鍛え上げられた筋力の強さ。
樂さんと玉三郎さんと同じ時代に生きていることに、
何よりの幸福を感じずにいられません。

演目は「たぬき」「保名」「阿古屋」。

帰りにキルフェボンに立ち寄り、タルトに舌鼓。
暖かく穏やかな師走の一日でした。

191210