青磁茶碗の窮み

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ちょうど今、東博の本館2階に展示されていらっしゃる青磁茶碗銘『馬蝗絆(ばこうはん)』。世界で最も美しい(と思う)青磁茶碗です。
10年位前に根津美術館で開催された展覧会「南宋の青磁 宙(そら)をうつすうつわ」のために集められた数々の青磁茶碗の優品のなか、ひときわ美しさを放っておられたのもこの名器。
敬愛するロンドンギャラリーの田島様も「さまざまな青磁の中でこそ、真の美しさが判る」とおっしゃっていましたが、まさにその言葉の通り、他の追随を許さぬ青なのです。

中国に「雨後天青雲破處」という言葉がありますが、雨上がりの空のような清々しい天青色が心の琴線に響きます。宗代汝窯の青磁が最高とされ、既にその技術は過去のもの。

その名の由来は、かつて室町時代の将軍足利義政公がこの茶碗を所持していた折、ひび割れが生じたため,代わるものを中国に求めたところ,明時代の中国にはもはやそのようなものはなく,鉄の鎹(かすがい)でひび割れを繕い送り返してきたとか。この鎹を大きな蝗に見立てて,馬蝗絆と名づけられたそうです。

この気高き茶碗が日本に渡り、大切に守り継がれていることに、本当に喜びを隠せません。

5 responses to “青磁茶碗の窮み”

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