ラララ・ラファエロ♪

Raffaello Sanzio ラファエロ展」上野・国立西洋美術館。

待ちに待ったRaffaelloの展覧会です。

フィレンツェにあるウフィツィ美術館、ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館、ナポリのカポディモンド美術館などイタリア国内20ヶ所以上に加え、ルーヴル美術館やプラド美術館、ブタペスト、イギリスなど、各国の美術館からラファエロ作品23点もが来日。これは何と言う喜びでしょうか!!

ラファエロ展と言えば1987年、大丸ミュジアムで開かれた写真家・岡村崔氏によるシスティーナ礼拝堂の壮大な壁画展が忘れられません。確か、キャッチコピーは「天才たちの宇宙」。その数年後、実際にヴァチカン宮に赴くことが叶いましたが、私のラファエロとの出会いは、あの1987年の3月17日でした。

イタリア・ルネサンスの画家、ラファエロ・サンツィオ(1483〜1520)は、中部イタリアの町ウルビーノで4月6日の夜に誕生。父は宮廷画家であるジョヴァンニ・サンティ。早くに両親を亡くしたラファエロは父の工房で修業したのち、ペルージャでペルジーノに師事。フィレンツェにも渡り、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロらの画風を吸収します。20代のラファエロにとって、ダ・ヴィンチやミケランジェロとの出会いはどれほど刺激的だったことか、想像するだけでわくわくします。

そして1508年、いよいよ夢を叶えてローマへ。

ローマではヴァチカン宮殿に壁画を描いたほか、教皇をはじめ有力貴族たちの注文で宗教画や肖像画を数多く制作。さらにはサン・ピエトロ大聖堂の主任建築家を務めるなど、その活動は多岐にわたります。ですが1520年、37歳にて夭折。

“聖母子の画家”ラファエロですが、『大公の聖母』はその代表的な作品のひとつ。フィレンツェを拠点とした時期に描かれ、その生命感と優美さは他の追随を許しません。大公とは、トスカーナ大公フェルディナンド3世で、18世紀末、フィレンツェがナポレオンに占領された激動期にこの絵を手に入れ、亡命中も肌身離さず大切にしたといわれています。

会場には、聖母子の背景が近年行われたX線による調査で、制作された当初は建物の窓などの背景が描かれ、後世に塗りつぶされたことが明らかとなったことが展示。ですが、私はこの黒い背景が母子を引き立たせ、キリストの受難を意味するようで、妙に気に入っています。慈愛に満ちたマリアの表情、赤ん坊のやわらかな肌、愛らしい手足、思わず触れたくなるようです。ゆるぎない崇高さと優美さ、見る側の心を癒し、浄化してくれるような母子像でした。

可憐な『天使』をはじめ、矢を片手に繊細な金糸の刺繍を施した衣服の『聖セバスティアヌス』、『若い男の肖像』『エリザベッタゴンザーガの肖像』などの肖像画や『聖家族と子羊』『聖ゲオルギウスと竜』などの宗教画の数々にときめくばかりのひとときでした。後にラァエロ前派という言葉が生まれるほど、美術史上多くの画家たちに影響を与えたラファエロ。その作品は美の規範となったのでした。

驚くべきは、『アテナイの学堂』に描かれた肖像画とうりふたつの『自画像』が存在していたことで、展示されている会場入口に何度も戻り、その麗しい眼差しを見つめ、別れを惜しみました・・・。

130501

(自邸に飾られている柄澤齊氏による作品『Raffaello』。百合の花をくわえた私だけのラファエロを、トスカーナ大公のように生涯大切にするつもりです)

4 responses to “ラララ・ラファエロ♪”

  1. Estrefrendub

    Qapmag afaedj lasix 40 mg Buy viagra with discount

  2. Estrefrendub

    Twmrdp juudig lasix furosemide Buy brand viagra

  3. Viagra jelly

    Fzlniu rfhjri personal loans for bad credit online casino for real cash

  4. 50mg viagra

    Kvxzbu wueary online payday loans cash loans

Leave a Reply