ギフトとしてのハート

「LoVE展ーアートにみる愛のかたち」六本木・森美術館。

六本木ヒルズ・森美術館10周年を記念しての展覧会。オープニングの「Happiness展」を想起させる内容で、現代アートを中心に古典からバーチャルまで、満たされた愛、破局した愛、家族愛、同性愛とさまざまな愛のかたちを、ユニークな展示方法で多彩に探っています。

金色のセロファンに包まれたチョコレートを巨大化したジェフ・クーンズのハートに迎えられ、会場にはジム・ダイン、デミアン・ハースト、ソフィ・カル、アラーキー、杉本博司、シャガールやホックニー、フリーダ・カーロ、ロダン、歌麿に北斎の春画、初音ミクから草間彌生のインスタレーションまで、多種多様な愛の表現200点がラインナップ。現代アートに囲まれた源氏物語(模写)など、ここでしか見られない展示方法でしょう。その内容は「愛ってなに?」「恋するふたり」「愛を失うとき」「家族と愛」「広がる愛」の5つのセクションで展開。

時代や文化、地域性、さらにソーシャルメディアなどで広がる人間関係により、さまざまな愛のかたちが存在することを知らされます。

初音ミクの作品は、マイクに呟いた言葉に対してミクさんがメッセージをくれるというもの。「あいたいです」と呟くと返ってきた託宣は「いま、会いたいよ/気がしていたよ/あなたがいてくれる/恋人たちが/まずは調べる/走り出そうよ/会いにいこうか/傷つかないの」と意味不明。

他に印象に残ったのは、羽のある静物と栗鼠との叶わぬ愛をアニメで表現したブラックな作品。ロックバンドBiurのミュージックヴィデオにも使用されているそう。アーデル・アービディンが『愛を失わないために』と女性のためにする60ものメッセージを男性に語りかけるのもバカバカしくてユニーク。失恋した女性が恋人からもらった別れの手紙をもとに、さまざまなアーティストがプレイするのも、そのしたたかさが見事。

なんとJohnとYokoがカナダのホテルで行ったイヴェント『Bed Peace』のVTRも上映されていて、1時間近く鑑賞。

愛の不変性、愛の定義、愛の概念について、ちょっと考える時間をギフトされた展覧会でした。

本日は閉館後の7時より、杉本博司氏と浅田彰氏のトークセッションがあり参加。主にエロスとタナトスについて語られたセッションで、多分会場に集まった人たちは、愛の迷路に陥ってしまったような後味の悪さを感じた気がします。

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4 responses to “ギフトとしてのハート”

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