淑女の嗜み、恋のツール

「扇物語 ー貴婦人に愛された扇の世界ー」栃木蔵の街美術館。

ポーラ文化研究所のコレクションから、18世紀から20世紀初頭にかけてのヨーロッパの貴重な扇約55点が,蔵の美術館に展示。

当時、ヨーロッパの貴婦人たちの手元を華やかに彩った扇ですが、折りたたみ式の扇は日本で誕生し、中国を経由した後、東方貿易により16世紀前後にヨーロッパに伝わったそうです。

貴婦人たちにとっての扇は、時に権威の象徴、時に女性のしぐさや表情を 美しく表現するもので、その扱いで品格までわかったそうな。また、興味深かったのは、スペインでは男女がふたりきりになれなかったため、サロンで自らの胸の内を秘かに伝える手段として「扇ことば」が生まれたとか。「私についてきて」「キスして」「お断りします」など、開き方や持ち方で思いを伝えた扇は、重要な恋のツールであり、でもトラブルも生みそうでドキドキします。
象牙や貝、レースでできた繊細にして華麗な扇は眼を見張るばかり。そのなかにあった、フランスのデュヴェルロワ制作の扇『デュヴェルロワの扇・なぞなぞ』という詩がとても印象的でした。
〈私の形〉=「半月形」〈私の贅沢〉=「鼈甲」〈私の活躍する場所〉=「パーティー」〈私の格言〉=「蝶」〈私の謙遜〉=「箱に隠すこと」〈私の敵〉=「禁欲」〈私の恐怖〉=「流行に遅れること」〈私の宿命〉=「壊れること」
扇は当時の貴婦人そのものだったのでしょうか。
日本では、結婚式や茶道の世界で着物の帯に挟む扇子は、挨拶の際、相手との間におき、へりくだる意味を表すために使いますが、文化の違いにも興味はつきませんでした。
120922

5 responses to “淑女の嗜み、恋のツール”

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